双葉杏「セーラー服をぬがさないで」
2019-01-04 20:43:31サイト:もっと読みたい!
シンデレラガールズ 目次
引用:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507566517/
1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2017/10/10(火) 01:28:38.10 ID:h3AcEulr0
久し振りにSSを書いたので初投稿です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507566517
2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2017/10/10(火) 01:29:44.66 ID:h3AcEulr0
杏「おっつー……あれ、プロデューサーしかいないじゃん。きらりは?」
P「ハズレみたいな扱いをするな。見てないぞ。まだ学校じゃないのか?」
杏「そっか。まぁ待ってればその内来るかな。邪魔するよ」
ひょこひょこ歩いて来客用のソファに腰を下ろす双葉杏に、プロデューサーは目を剥いた。
その行動にではない。彼女の傍若無人さからすれば、この程度のことは日常茶飯事の朝飯前である。
プロデューサーが驚いたのはその出で立ちにだった。普段のスタイルとは全く異なったフォーマルな服装。
いわゆる学生服、それもブレザーを着用しているのは初めてのことだった。
3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします : 2017/10/10(火) 01:31:11.68 ID:h3AcEulr0
P「その服……制服だろ? お前んとこって私服じゃなかったっけ?」
杏「ぶぶー。標準服でーす。とまぁ揚げ足取りはさておき……私服OKだけど、それとは別に制服もどきみたいなのがあるんだよ。今日は終業式だったからさ。節目の行事くらいは、ってね」
P「ふーん……はー……へぇー……」
杏「何その生返事……人の話ちゃんと聞いてる?」
P「聞いてる聞いてる。でも珍しいなって思ってさ。初めて見た」
杏「そうだっけ? まぁ言われてみたら式典の時って大体家に帰ってるな……なんかこう、肩が凝るんだよね」
P「フォーマルな服ってのは得てしてそういうもんだろ。しっかし……こうして見るとお前、高校生だったんだなぁ」
杏「こうして見なくても高校生だよ……なんだと思ってたの」
P「うーん……座敷童?」
杏「……プロデューサーの方がさ、杏のことひどい扱いしてることあるよね。まぁいいけど。高校生だから何?」
・・・続く